2013年9・10月の糖尿病教室
糖尿病と心臓の深い関係
〜心臓専門医 熱く語る〜
心臓は筋肉でできたポンプ
心臓は筋肉でできたポンプであり、一日に十万回もの収縮を繰り返して、全身に血液を送り出しています。このため心臓も多くの酸素を必要とします。この酸素は、冠動脈という心臓を養う血管を通って、血液により運ばれています。
冠動脈の狭窄・閉塞が起こると
冠動脈が狭窄すると狭心症、閉塞すると心筋梗塞を発症します。狭心症・心筋梗塞は著しく生活の制限を受けたり、死亡など生命の危険を生じる重篤な病気です。その危険因子として糖尿病、高血圧症、高コレステロール血症や肥満などの生活習慣病、喫煙習慣などがあげられます。
安心して生活を続けるために
今回は院長の坂本より糖尿病と心臓の関係、狭心症と心筋梗塞の診断・治療などについて説明させていただきました。
狭心症を心配して、循環器専門医を受診される方のうち、実際に狭心症である確率は1/3程度であるといわれています。不安を抱えながら、心配して日々を過ごすより、まず医師の診断を受ける事をお勧めします。
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