2011年1・2月の糖尿病教室

インクレチンってなんだ?

 今回は糖尿病に関わる新薬として今注目を集めている「インクレチン関連薬」について、当院内科医師の坂本よりお話をさせていただきました。
 「インクレチン」とはもともと消化管から分泌されるホルモンであり、インスリンの分泌を促し、血糖を抑えるのに有効であることが最近解明され、薬として使えるようになりました。これがインクレチン関連薬です。
 インクレチン関連薬はアジア人・日本人に特に有効であるとのデータもあり、約20年にわたり新薬がなかった糖尿病の薬として期待されています。しかしその人その人の病態により適切な使用が重要であり、定期的に医師の診断を仰ぎながらの使用がとても大切です。


厳寒の季節にふさわしいメニュー
お料理全体像

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垣田病院