2014年3・4月の糖尿病教室
知って得する糖尿病網膜症?
〜眼科専門医が鋭く迫る!!〜
糖尿病網膜症
糖尿病網膜症は、腎症・神経障害とともに糖尿病の3大合併症と呼ばれ、日本での成人失明原因の多くを占めています。
今回は、この糖尿病網膜症について当院眼科医師の唐下ドクターよりお話ししました。
【糖尿病網膜症】
糖尿病網膜症は網膜の血管、とくに毛細血管の病気です。血糖が高い状態が続くと網膜の毛細血管が詰まったり破れたりして出血を起こします。その程度や範囲が徐々に拡大することで網膜症は進行していき、最終的には著しい視力低下、時には失明につながります。
自覚症状がないまま網膜症は進行する
この病気の怖いところは、かなり重症化するまで自覚症状が全くないところです。
そして糖尿病網膜症から目を守るためには、視力のいい時期にレーザー治療を始めなくてはいけません。つまり、網膜症を診断し、適切な時期に治療を受けるためには、眼科へ定期受診することが大切なのです。
自覚症状がない頃から眼科を定期受診しましょう
当院には、1年前より糖尿病網膜症をさらに詳細に診断できるあたらしい機器(3次元眼底像撮影装置)も導入されました。糖尿病の治療を受けておられる方は、内科での血糖コントロールとともに、定期的な眼科受診をしましょう。
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