2014年7・8月の糖尿病教室

運動を無理なく継続して行うために

糖尿病の治療には適度な運動が不可欠ですが、無理なく継続して行える運動としてウォーキングがあります。
今回は、日本ウォーキング協会の会員であり、協会の公認ウォーキング指導者でもある当院事務長の江谷より、ウォーキングの効果・実践方法・注意点などをお話ししました。

ウォーキングの効果

ウォーキングには様々な効果があると言われています。

身体的効果
  • ●糖尿病改善
  • ●高血圧の改善
  • ●冷え性克服
  • ●美肌効果
  • ●美脚効果
  • ●脂質異常・動脈硬化改善
  • ●心臓の強化
  • ●骨の強化
  • ●肥満解消
  • ●肝機能改善
  • ●腰痛改善
  • ●老化防止
精神的効果
  • ●頭の回転が良くなる
  • ●幸福感・快感が得られる
  • ●やる気を高める
  • ●リラックス効果
  • ●気分転換になる
ウォーキングの目安

1回30分程度のウォーキングをなるべく毎日行いましょう。
理想は1回60分ですが無理はせず、短い時間で複数回行うことでも効果があります。(20~30分のウォーキングを1日2~3回行う)

ウォーキングの姿勢

美しい姿勢を意識しすることで快適に歩くことができます。まずは目線を前方に向け、少し遠くを見ましょう。下を向くとトボトボ歩きになってしまいます。景色を楽しむ気持ちになると、目線を良い位置に保てます。

必ず水分補給を

人体は運動によって上がった体温を発汗によって下げます。体内の水分が不足すると体温が上がり、熱中症を引き起こします。また、血液の粘性も高まる為、高血圧の方は特に注意が必要です。

歩き始める前・終わった後にコップ1杯程度。歩いている最中は水筒やペットボトルを携帯し、のどの渇きを感じる前(15~20分おき)にこまめに水分補給を行いましょう。
飲み物は、水・スポーツドリンク(水で薄めたもの)とし、コーヒーなどカフェインを含むものは避けましょう。


夏を乗り切るスタミナメニュー
焼き茄子寄せ16kcal
鮭のごぼう包み焼き
キノコのモロヘイヤ合え
108kcal
焼きトマトのジュレ掛け76kcal
葡萄の白和え43kcal
冷やしそうめん83kcal
紫いもプリン56kcal

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垣田病院